「自律神経の乱れ」と言われたとき、まず確認している体の条件

不調の見方

「自律神経が乱れているのではないか」と言われた。
自律神経が悪い。
自律神経を整えたい。
自律神経に効くものはないか。

そうした言葉を、よく耳にします。

朝の吐き気やめまい、
呼吸の浅さ、
力が抜けない感覚。

確かに、生理学的に見れば、
これらは自律神経の働きと関わっています。

けれど私は、
その言葉だけで終わらせることはしません。

自律神経という仕組みは、
呼吸や心拍、消化など、
体のさまざまな感覚を参照しながら働いています。
だからこそ、多くの不調と関わります。

 不調が重なっているときの見方については、こちらでも書いています。

しかし、私が直接「自律神経を整える」ことはできません。
できるのは、体がラクになる方向へ整えていくことです。

そのためにまず確認するのは、
いま体がどのような状態にあるのか、ということです。

同じ施術でも、
変わりやすい日とそうでない日があります。

たとえば、
睡眠不足が続いているとき。
強いストレスがかかっているとき。
あるいは薬剤の影響で体内環境が揺れているとき。

体は、そうした複数の情報を同時に処理しています。
その状態では、体は変化よりも安定を優先し、
新しい刺激を受け取りにくくなることがあります。

 例えば、食いしばりのような症状も、同じ視点で見ています。

逆に、条件がそろっているときには、
小さな刺激でも変化が起こります。

だから私は、
施術の前にまず「いま」を確認します。
体がどの条件にあるのか。
どこに余裕があり、どこに緊張が集まっているのか。

自律神経という言葉でまとめるのではなく、
いまの体の状態を一つずつ見ていく。

その積み重ねが、
変化につながっていくと考えています。



初回は90分の時間を確保し、
体の状態を丁寧に確認しています。


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書き手

Kayama Yohei
鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/医学博士

複数の診療科にまたがる不調でも、
まずは身体の状態を丁寧に確認することを大切にしています。

診断を変えることはできませんが、
体をラクにすることはできます。

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*本記事は一般的な生理学的視点から不調の見方を解説したものであり、特定の診断や治療効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください。

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